2013/04/04

Reスマートノート

スマートノートを途中でやめてしまった人や、フェイズ4になかなか移行し難い人のために、 1年以上前に書いたメルマガの記事を再録。

ここに書いていることは、ノートを使うことの有利さと、スマートノートを使うことによる再発見についてなのですw


あなたを天才にするスマートノート
あなたを天才にするスマートノート


「バベルチャンネルex」スペシャル増刊号Vol.3 2011年11月30日発行分

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スマートノート執筆に多大な貢献をなした、フミさんが
「その後のスマートノート」をテーマに投稿してくださいました!

Re:スマートノート (フミ)
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 フミです。スマートノートが発売されてからそろそろ8ヶ月ほど立ちますが、本を読んだ直後の興奮も冷め、書くことが面倒になったりノートをカバンや机の中に入れっぱなしにしている人もいるのではないでしょうか?

 スマートノートは自分の頭の中にあるものを書きだしてスッキリしたり、文字に書き換え整理することにより、頭の中を腐葉土の詰まった畑のように耕したりします。

 これは本人だけが実感できる部分、自分と対面する部分に目が行きがちになり、効果も後から実感できるものとなるので、続けるモチベーションが下がってしまう原因でもあります。


 前はやってたんだけど最近ちょっとモチベーションが下がっていて。という人に実は簡単にスマートノートで効果があったと実感できる方法があります。それは会話の中にノートを持ち込むことです。本の中では「メモが武器という確信」という部分です。




※単行本「あなたを天才にするスマートノート」より、要約

 岡田斗司夫は大学時代からメモをとっていました。議論の際はポケットからメモを取り出して、数字や人の名前などを書きながら話をしていました。当時SF研究会に入ったばかりで、先輩の言うことを聞くしかなかったのですが、そんな時に役に立ったのがこのメモ帳です。

 先輩たちが「何日だっけ?」「誰と誰だっけ?」「いくらだったっけ?」とメモをとっている岡田斗司夫に質問し、内容を見て答えるだけでした。メモを見ながら言っているので誰も間違っていると指摘されることはなかったのです。

 そして、イベントなどが進みだし情報が錯綜しだすと全てを記憶できる人はいないため、メモをしている人間に確認しないと仕事が動かなくなり、すべては自分中心で動き出した。自分に主導権が移ってきたことを実感できたそうです。

 やがてアニメ制作のプロデューサーになれたのもコマメにメモを取る癖があったからだと言ってます。




 ふだん友達と会話している中でメモを取るなどの行動は難しいと思いますが、ちょっとした会合や飲み会の席で、こんなことをしたら面白いとかやってみたいとか、企画のブレストのような状態になる時があります。

 そんなときにちょっとした数字や固有名詞などをノートに書きこむだけです。回りはブレストの場ですから、もっと面白い事を言ってやろう、誰も思いつかないようなことを言ってやろうと考えている中、1時間も盛り上がれば最初の頃のことなどほとんどの人が忘れてしまいます。そして、「あのときなんて言ったんだっけ?」という質問が上がりだすと、やがて会話の中心は自分のところにやってきます。


 スマートノートは自分を向きあうためのツールですが、自分の中だけで考える部分だけではありません。気付きや発見は人と対話した時の方が多く生まれます。でも、自分が話題にしたいことをいつでも相手に聞いてもらうという状況が作れないからこそ、安定的に出力できるスマートノートが必要になるのです。

 自分の頭の中で考えたことをアウトプットしてみたり、それを人に聞かれてどう思われたか考えてみたり、人から聞いた話を右の論理と左の面白で分析してみたりすること。つまり対話があったからこそ生まれるものでもあります。やがて、ノートの中に書き込みたいことがもっと増えて行きはじめます。


そのためにも、一度スマートノートで持ってお出かけしませんか?



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